広小路ふれあいの会で「相続について」初講師

6月18日三島市広小路町にある蓮馨寺で行われた「広小路ふれあいの会」で行政書士として初めて「相続について」の講師をさせて頂きました。今年で18年目というのこの会は高齢者のふれあいの場を提供するために婦人会の方々が主催されているそうです。当日は小雨が降っていましたが多くの方が参加されました。

広小路ふれあいの会について

広小路町は三島市の西地区にあり古くから商店街が並ぶ町ですが最近では大きなマンションもできて町並みの様子も変わってきています。
私はマンションができて若い世帯が増加している地区だと単純に思っていましたが、この地区でも例外なく一人暮らしの高齢者が多くなってきているという現状があるとのことでした。

この会の主催者、婦人会実行委員の方は一番の目的は「自主防災として災害時に地域で助け合うための地域交流、特に普段あまり外へでない高齢者の方に参加していただき、地域のなかで繋がりをもっていただきたい」という思いで続けているとのことでした。
そして最初にこの会を立ち上げた2人の女性も、今は80歳を超えているということですが自分達の意志を引継ぎ、毎年この会が開催されることが嬉しいと私に話してくれました。

お家の中に閉じこもりがちな高齢者の方を、ご家族そして隣近所の人などが誘っていただき多くの方に参加してもらいたいと皆さんのお話しの中に幾度となくでてきました。

私の住んでいる地区では老人会の方々が高齢になり、その後を引き継いでやってくれる方の参加が少なくなり老人会が存続することが出来なくなってしまいました。

高齢者が増えている現状があるにも関わらず存続できない地区があるということはそれだけ地域の繋がりが希薄になってきているのでしょうか?そんなことを考えるとこうやって地域活動に力を入れている広小路の皆さんはすごいのではないかと思います。今後も引き続きこの会が開催されることを強く願っています。

初めての講師で学んだこと

当日、会の開催は午前10時からでしたが、私は少し早く会場へ着くと雨の中杖をついて歩く高齢者の姿も見えました。会場の中に入ると保健師の方が血圧・骨密度測定などの健康チェックをやっていました。長年やっている会だけあって皆さん顔見知りのようで和やかな雰囲気が伝わってきました。
広小路ふれあいの会目次

今回私は行政書士として「知っておきたい相続の基礎知識」をお話しさせて頂きました。ボードに貼るために相続関係図(家系図)を手作りし、資料にもその図を含めたものを用意。
初講師姿
話しの進め方はまず相続関係図のご家族についての説明をした後、相続人(法定相続人)・相続する割合(法定相続分)・遺留分・遺言のことが混ざった問題を答えが分かる方には手を挙げていただきその後説明する形で進めてみました。

参加された方の平均年齢は80歳くらい、女性33名・男性8名くらいで圧倒的に女性が多く、男性の方が比較的若い方が参加されていたように思いました。
講演の参加者

講師をさせて頂いて分かったことは「私が思ってた以上に相続の基礎を知っている方が多かった」というのが率直な感想です。

  • 配偶者と子どもの相続についての法定相続人・法定相続分約90%の方が知っている
  • 配偶者と兄弟の相続についての法定相続人・法定相続分約70%の方が知っている
  • 遺留分については約80%の方が知っている

上記数字はあまり正確な数字ではありませんが私が感じ取ったものです。
個別にお答え頂かない挙手だったこともあり気軽に手を挙げて頂けたのではないかとも思います。

遺言については時間の関係もあり簡単な説明しかできなかったのですが話しが終わった後男性2名の方からご相談・ご質問を受けました。

ここまで長々と書いてしましましたが今後に活かせるよう学んだことや反省した点を記録しておきたいと思います。

  • 声が小さかった=高齢者は耳が遠い方が多いためその配慮が足りなかった。
  • 聞き手の反応や様子を把握できるような余裕がなかった。
  • 平均年齢が80代の方は自身で相続を経験している方が多いため相続についての基礎知識がある。
  • 相続よりも遺言の方が興味があったのかもしれない。
  • 聞き手の知識レベルに応じて難易度の高い問題(答えの後にへぇーと思える)を用意しておけば良かった。

あとがき

今までいろいろな講演会で相続についてのお話しを聞く機会がありましたが今回は私が話しをする側でした。もともと話しが上手ではない私がどれだけ人に分かってもらえる話ができたか…と思う気持ちはありますがこういう機会を頂きたことに感謝しています。

実務をやっていても思うことですがやってみなければ分からないことばかりです。そのたびに立ち止まり考えさせられることが多いです。
しかし少しずつ前に進んでいくことが大切なのではないかと思っています。

記事:横山 弘美

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