終活とは?
終活とは自分のこれからの生活、そしていつか来る最期の日について事前に備えておく活動のことです。
例えばこのような活動があります。
- 認知症になったときのことを考えておく
- 終末期医療について考えておく
- 葬儀の内容、費用について葬儀屋さんと決めておく
- お墓を準備しておく
- 相続に関することを考える
- エンディングノートを書く
終活と聞くと死を前提に考えるという暗いイメージを持たれる方も多いのではないかと思いますが、終活によって明るい今後の生活を送ることができるという、新しい意識が高まってきています。
自分のための終活
■ライフプラン
終活をすることによって自分のこれからのライフプランを立てることができます。
自分の預貯金を把握し、収入と支出を見直し、残しておかなければならないお金の予定を立てることによって、今後自分が使うことができるお金を見出すことができます。それが分かれば、旅行や趣味など、自分がやりたいことへの目標を立てることができます。
■安心感
予期せぬことがいつ起きても大丈夫という心の安心感を持つこともできます。
■意思を繋ぐ
自分の思いや意思を家族が守ってくれるということにも繋がるでしょう。
家族のための終活
■思いやり
多くの人は残される家族に迷惑を掛けたくないと思っています。そんな家族への思いをかたちにするというのが終活です。
家族はあなたにもしものことがあったとき、葬儀や相続の手続きなどいろいろな事をやらなければなりません。
また、あなたが病気や事故などで意思表示できないような場合、延命治療などの辛い判断をしなければならないことになるかもしれません。そんな時、家族はあなたがどんなことを考え、どんなことを望んでいたかを考えながら進めることになるでしょう。
こんなことになるのだったら事前にあなたの気持ちを聞いておけばよかったと思うかもしれません。しかしいつ来るかもわからないことを家族が事前にあなたに聞くことは以外に出来ないことです。だから家族を思うあなたの気持ちは事前にかたちにしておくことが望まれるのです。
■負担の軽減
家族の負担を軽減することができます。
多くの人は一生のうち葬儀や相続の手続きをするということはそんなに多くあることではないでしょう。
わずらわしい取り決めや手続きに時間を費やさなければならないことは家族にとって大きな負担になるかもしれません。しかし事前に準備できることをしておけば、家族にとってその負担を軽減することができ、あなたへの感謝の気持ちにも繋がるのではないでしょうか。
家族とのコミュニケーションのための終活
■家族の思いを知る
核家族、独居などが増えている今、ご家族が遠くに離れて生活されていたり、ご家族が忙しいと言った理由などでご家族みんなでゆっくりお話しができないということが増えています。終活はご家族の皆さんが気になっていることだと思います。口には出さなくてもご家族は高齢になったご両親のことを心配しています。そんなとき、終活を話題にご家族で話しをしてみるのも良いのではないでしょうか。きっとご家族の思いを知ることができるでしょう。
終活に関するFAQ(よくある質問)
- 終活はいつから始めれば良いのでしょうか?
- 終活はどんなことからやれば良いのでしょうか?
- 終活は死の準備なんでしょうか?
- 終活をしていることを家族に話した方が良いのでしょうか?
- 終活に関する相談は誰にできますか?
終活に関するブログ記事
- 新しい記事はないですよ
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