行政書士事務所開業とその後3カ月

行政書士事務所を4月1日開業して3カ月経ちました。私はこの3カ月多くの人に支えられながらやってきました。

応援してくれる友人、昔からお世話になっている方々、実務で行き詰ったとき助けてくれる先輩など私の周りには多くいます。
開業祝い
開業祝いやお手紙・メッセージ等をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。

近況報告

私は開業後数件の仕事をほぼ同時期にいただき嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、慣れない仕事に神経を尖らせていました。
開業したらご挨拶に伺おうと思っている方へもご挨拶できなかったり、挨拶状も「もう開業したこと知っているよ」という中で出したりとちぐはぐなことばかりのスタートでした。

新しい出会いもいっぱいありました。楽しい体験、緊張する体験と今までの自分が生きてきた環境との違いに戸惑うこともありました。

そして気が付けばこのブログの更新も3カ月以上していませんでした。
今日からまた少しずつこの3カ月のことも思い出しながら書いていこうと思っています。

開業後3ヶ月間の問合せ・相談

3ヶ月間の相談件数は合計11件でした。そのうち現時点の受任件数は3件、そして「相続について」の講演会の講師を1回させていただきました。

問合せは私のホームページ上に載せていない建設業の更新手続について1件ありましたが、その時には時間的余裕がなかったため、中途半端な対応をするより他の行政書士の先生へお願いした方が良いと思いやっていただける先生へご紹介ということになりました。これらの件数が多いか少ないか分かりませんが私は結構大変だと思っていました。

しかし今になって思うと時間配分をきちんと把握できていれば建設業の更新手続もできた気がします。というよりそのくらい出来なければいけなかったと思っています。

小規模事業者持続化補助金交付申請

4月中旬、私は先輩の紹介で三島商工会議所へ入会しました。入会手続の日、担当者の方から小規模事業者持続化補助金の申請を出してみないかというお話しをいただき「今は無理、そんな時間ない」と思いながら欲に目が眩み申請することにしました。

この申請を出すためには三島商工会議所主催のセミナーへ2日参加することが最低条件になっていました。セミナーへの参加が終わり申請書類を作成し、商工会議所担当の方との打ち合わせが終わって、あとは提出するだけになった時連絡が入りました。

「このまま申請出しても採択されないと思うんですが…」と担当者より言われ「今更何言ってるの?どういうこと?」と思いながら話しを聞くと私の希望する物は補助対象経費として認められないということでした。

今回私は機械装置費の項目で補助金の申請書類を作成したのですが、機械装置費は汎用性があり目的外使用になり得るものは対象外という説明が公募要領にありました。汎用性の基準はある程度採択審査側にあるようですが確認もしないまま申請書を書き、担当者との打ち合わせも終わったのでこれで大丈夫なんだろうと思っていたのが私の甘さでした。結局書き直す時間もなかったため申請は諦めることになってしまいました。

もしこれがお客様からの依頼の書類作成であったら大変なことになっていました。時間がなかったなんて言い訳にもなりません。ちょっとした疑問も必ずその場で確認するという基本的なことができていなかったことへの反省とこれからの気持ちの上での引き締めになる良い経験になりました。

記事:横山 弘美

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