53歳、正社員最後の勤務を終えて
平成25年12月28日、今年も残すところあと3日、現職最後の勤務日となりました。行政書士として開業することを決めてからの間、本当にいろいろなことがありました。
でももう迷うことはありません。
退職し53歳で開業する私への言葉
私は退職の日が決まったあと、医院関係者などの方へ退職することの報告をして今日の日を迎えることになりました。
多くの人からいろいろな言葉をいただきました。そのなかで一番多かったのは「なぜ辞めるの?これから何するの?」の言葉でした。53歳、そんなに定年まで長くない年齢なのに、今辞めるということにやはり疑問を持つようです。
その言葉の返答に私は行政書士として開業することを話しました。
多くの人は「頑張って」との言葉でしたが、少し士業のことを知っている方から「行政書士で生活できるの?」「旦那さんの扶養で気楽にやっていくなら良いよね」という言葉もありました。
しかし私は開業という道を選んだのは楽に暮らすことを希望したわけではありません。もし私が楽に生活していくことを考えたのだったら、こんなに大変な試験を受け、ましてはこの歳で開業なんてしようなどとは思わないでしょう。
歓送迎会
先日、新しく職場に入った2人の方、そして私のために歓送迎会をやっていただきました。今は感謝の気持ちでいっぱいですが、ここに至るまでには大変なことが日々続いていました。
一番私の頭を悩ませたことは、新しい方がそれぞれの思いで、退職を考えているということでした。人それぞれ個性があります。良いところ、悪いところ、必ずあるはずなのですが、ちょっとした心の擦れ違いで事態を悪化させてしまいます。
どんな職場でも多かれ少なかれあることですが、人間関係はとても難しいことです。今私は「仲良く、協力してやって行ってほしい」ただそれだけの言葉しか言うことができません。
歓送迎会、私にとって職場という中でやっていただけるというのはこれが最後になるでしょう。今までのいろいろな思い出が頭の中に浮かんできます。
相続=税理士?
歓送迎会の日、私が質問を受けたのはやはり「行政書士になって何するの?」と言う言葉でした。「私が主業務として考えているのは相続・遺言・成年後見に関すること、そして終活に関してやっていきたい」と話すと「相続、それって税理士がやるのではないの?」と先生方からの言葉でした。
ちょっと意外な感じでした。相続=弁護士ということは今まで聞くことが多かったのですが、先生方のなかで税理士さんが一番最初に浮かぶということは、税金に関して意識が高い職業だからなのかな~なんて思ってしまいました。
あとがき
今日、25年間の医療事務員としての仕事が無事終了しました。私のなかでは今までの仕事に未練がでてくるのかと思っていましたが、意外に吹っ切れている自分がいます。
新しい年を迎え、その後、開業のための登録申請を進めていきたいと思っています。まだまだやらなければならないことが山積みです。楽して暮らすなんて言っていられません。
記事:横山 弘美
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横山さん、お久しぶりです!
OFF会では楽しい時間をありがとうございましたm(__)m
いよいよですね!
それにしても、一つの職場で25年間仕事を続けてこられたということは、横山さんにとって大きな財産ですね。
お疲れ様でした、と同時に、そういう横山さんを心から尊敬します。
きっとこれからも、ひとつひとつ粘り強く、開業に向けて前進されるのだと思います。
新しい年を迎えて、新たな出発をしようとしている横山さんの、緊張と希望に満ちたお気持ちが、よくわかる気がします。
事を始めるにあたって、まずは健康第一!
もっとも、医療関係の職場にいらした横山さんのことですから、私から申し上げるまでもないですね(笑)
横山さんの決意表明を読ませていただいて、私もしっかりしなくては、と襟をただしているところです。
頑張ってくださいね!
佐藤さん、その節は大変お世話になりました。
夜の銀座、一緒にお茶していろいろなお話しができた事、本当に嬉しく思っています。
楽しい時間を過ごすことができました。
こうやって励ましてくれる仲間の存在は私にとって一番の宝物です。
この繋がりがあったからこそ前向きになれている自分がいます。
夢の開業ですが、これからもっと厳しい現実が待っていることも想像のうえでは覚悟しています。
でもそんなことを言っていたら何もできませんよね。
私は行政書士という職を最後の職しようと思いこれまでやってきました。
あとは前進するのみです。
健康に気を付け、お互いあまり無理をしないように頑張っていきましょう。
そして、元気でまた会える日を楽しみしています。
ありがとうございました。