「行政書士書士って何するの?」の言葉で気付いたこと

行政書士という名前は知っているが、何するの?
その説明なくしては始まらないということを今頃気付きました。
何をするのかわからなくては開業しても業務に繋がることはありません。
その言葉にどのように答えることができるのかが、まずは行政書士になろうとしている私の課題です。

ショック「行政書士には相続の手続きは関係ない」

先日いつものように友人達と話しをしていた時の話しです。友人が知り合いの方の相続に関する話しを私達の前でしたのです。

Sさん「相続をしようと思っている人から聞いたんだけど、相続をするためにはよくかわからないけど誓約書みたいなものを書かなければいけないんだって」

※補足:Sさんが言う誓約書とは遺産分割協議書のことではないかと思います。

Iさん「相続の手続きって大変みたいだけどそんなとき誰に相談すれば良いのかな?」

友人は私が行政書士試験に合格し、これから開業をしたいと思っていることを知っています。しかし行政書士の業務として相続の手続きができるとは思っていなかったわけです。全部の手続きができるわけではないとしても行政書士には関係ないと思っていることに少しショックを受けました。
友人達は行政書士は許認可系の仕事しかできないと思っていたみたいです。

しかしそれも自分が悪いのです。「行政書士ってどんな仕事ができるの?」という声が多いことを耳しているにも関わらず、私自身が開業の話しをするときに、業務については何も話しをしていなかったからです。

私はその後、行政書士の相続に関しての手続きでできる範囲の話しをしました。

みんなが知っているとは限らない

私達女性の会話は盛り上がるともう止まりません。その後、別の友人からも相続の話、そして離婚に関することなど、身近にある気になっている話しが次々とでてきました。
また、今回の話しのなかで、行政書士と司法書士の違いがよく分からないという声も聞きました。

自分に関係しないことや、興味がないことは、以外に知らない人が多いのではないかということも、他愛もない友人との会話、そして繋がりから学ぶことができました。

今後は行政書士として開業したいという話しだけではなく、自分がどのようなことをやっていくつもりでいるのかも、しっかりと話しをしていくことを心がけるようにしたいと思っています。

弁護士さんは近寄りがたい印象を持つ?

今回の友人達との話しのなかでもやはり登場して頂かなければいけないのが弁護士さんでした。

「争いがあることは行政書士ではなく、弁護士さんに頼まなくてはいけないんだ」という私の話しに、友人達が言ったことは「弁護士さんは怖い感じで、よほどのことがなければ相談に行きたくないなー」ということ、また「離婚問題には男性より女性の方が話しやすいよね」などと言っていました。
「何かあったらまず相談に行くから優しい弁護士さんを紹介してね」と言うことで話しは終わったのですが、それに応えるためにも、優しく、そして誠実な弁護士さんとの繋がりをしっかりとした形で築いていかなければならないと思っています。

あとがき

広い人脈をもっている方が何事にも成功するということをよく聞きますが、その意味を深く感じるこの頃です。
人脈もなく、営業力もない私が、開業なんてしても上手くいくはずがないと思われてしまいそうですが、地道に努力することは出来ます。

小さなこと、小さな繋がりを大切にし、時間をかけて大きなものへ広げていくことが必要だと思っています。

記事:横山 弘美

スポンサーリンク

関連記事

2 Responses to “「行政書士書士って何するの?」の言葉で気付いたこと”

  1. igaguri より:

    行政書士の場合、取り扱う業務の種類が多いだけに、それだけ、明確な
    イメージが定着していないような感じがしますね、そこからどうやって専門
    見つけてなおかつ苦手な部分も人脈によってフォローできればベスト
    でしょうね、専門は自身の経験、過去に関連した業種から、考えて
    くのがいいかなと思います。 代書屋さんであり町の法律家でありというの
    が理想でしょうけど(偉そうですみません)職務拡大により行政管轄では代理権を取得できそうな雲行きになになっていることは、追い風なのですが、
    できる行政書士、できない行政書士とクライアントに選別されることも明確
    になってくるでしょう。しかしチャンスが増えていく方向にはあるので頑張ってください。

    • 横山弘美 より:

      igaguriさんの仰るように、行政書士としてやっていくためには、広い範囲の業務のなかから、自分なりの特化したしたものを確立しなければいけないですね。そしてそれをアピールする力も必要だと思っています。

      私には問題山積みの開業ですが、行政書士を最後の職と思って決めたのです。頑張ってやって行きます。

      igaguriさん本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

igaguri へ返信する

サブコンテンツ

このページの先頭へ